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Evernote移行の完全性チェック:536件が20件になったときの確認方法

536件のEvernoteノートがインポート後に20件に見えても、推測でやり直す必要はありません。除外されたノートブック、重複処理、添付ファイル、実際の欠落を切り分けます。

August 29, 2026
aluo.app
Evernote移行の完全性チェック:536件が20件になったときの確認方法

件数が合わない理由

移行先アプリが数えるのはMarkdownファイルだけで、Evernote側はゴミ箱、スタック、ショートカット、フィルターで除外されたノートまで含むことがあります。インポーターが同名ノートをまとめたり、対応しないリソースを飛ばしたり、添付ファイルを別フォルダーに置いたりする場合もあります。

したがって「536件が20件」は警告であって診断結果ではありません。どの数を数えたのか、両方が同じ「ノート」の定義なのかを先に確認します。

少ない数字を見ただけで元データを削除しないでください。差分を説明できるまで、元アカウント、ローカルデータベース、未加工のエクスポートを残します。

元データの棚卸しを作る

CSVや表計算、テキストで保存できる棚卸しを元データ側で作ります。最初から全項目を揃える必要はなく、追跡できる識別子と最低限の文脈があれば十分です。

記録したいノート項目

  • • ノート名とノートブック
  • • 作成日と更新日
  • • タグと固有ID
  • • ゴミ箱にあるか
  • • 添付ファイル数と内部リンク数

移行時の項目

  • • 使ったバッチとフィルター
  • • 出力ファイル名やパス
  • • 移行先のURLやID
  • • 検証結果
  • • 例外になった理由

正式な一覧を作れない場合は、まずいくつかのノートブックをサンプルにします。不安な件数差を、追跡できるレコードのリストに変えることが目的です。

ローカルバックアップ手順のSync NotesとExport Notes

書き出しフィルターとバッチを確認

移行先の件数が極端に少ないとき、多くは想定より狭い範囲を書き出しています。インポーターを疑う前に、設定を1つずつ見直しましょう。

  • 単一のノートブックやタグだけを選んでいないか
  • ゴミ箱のノートを除外していないか
  • 「指定日以降に更新」の条件が付いていないか
  • 同名ファイルを上書きしていないか
  • リソースや書き出し日がないノートを除外していないか
ノートブック、タグ、メタデータ、日付の高度な書き出しフィルター

意図的に広い範囲を新しいディレクトリへ書き出します。バッチごとに分け、日付とフィルター名を付けて保存すると、後から記憶に頼らず比較できます。

ノート・添付・リンクを照合

ノート数だけでは足りません。ノートを役立つものにする要素も照合します。

対象比べるものよくある誤解
ノート固有IDまたは正規化したタイトル別ノートブックに同じタイトルがある
添付ファイル数・種類・サイズ別フォルダーに保存されている
リンク内部・外部・リソースリンク移行後にURL形式が変わる
タグ固有のタグ名と使用範囲未使用タグを移行先が隠す

可能ならIDを使います。タイトルは人間には便利ですが、重複・改名・別ノートブックがあるとキーとして信頼できません。

既知のノートでサンプルテスト

タイトルと内容を覚えている10〜30件を選びます。古いノート、最近のノート、添付の多いノート、あまり使わないノートブックのノート、検索しやすい特徴的なフレーズを含むノートを混ぜます。

  1. ローカルのソースデータベースで各ノートを見つける
  2. 書き出したファイルとパスを記録する
  3. ファイルを開き、特徴的な文章を検索する
  4. 移行先アプリでノートを開く
  5. 添付、リンク、タグ、書式を確認する
  6. 合格・要確認・不合格を記録する
出力先と添付オプションを含むExport Notesパネル

検索結果は証拠になります。ファイル一覧に見えていても、移行先で開けない、検索できないノートはまだ完全には移行できていません。

移行レポートを書く

最後に、半年後の自分や別の担当者でも理解できる短いレポートを残します。

  • 元データのノート、ノートブック、添付、タグの件数
  • 形式、フィルター、日付、出力ディレクトリ
  • 移行先の件数と測定方法
  • サンプル結果と未解決の例外
  • ENEXやHTMLの保存コピーの場所

重複をまとめたため少なくなった、など説明できる差分は理由を書きます。まだ説明できないノートがあれば、元データを残し、そのバッチだけをやり直しましょう。

よくある質問

件数が少ないと必ずノートが失われていますか?

いいえ。フィルター、重複処理、ゴミ箱の除外、添付の別フォルダーなどでも変わります。結論を出す前にIDとサンプルを照合してください。

同じフォルダーへ全部もう一度書き出すべきですか?

テストやバッチごとに新しいディレクトリを使います。再利用すると、上書きや古いファイルを成功と誤認しやすくなります。

妥当な合格基準は?

重要なノートを追跡でき、重要な添付を開け、既知の内部リンクに行き先があることを必須にします。軽微な書式差を許容する場合も記録してください。

実務での結論

予想外に少ない件数は、失敗の証明ではなく調査の入口です。元データを棚卸しし、書き出し範囲を監査し、添付とリンクを照合し、既知のノートを試し、例外を記録します。Evernoteから移行先まで重要な記録を追跡できるようになってから、規模を広げましょう。

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