アプリやプランを変える前に、Evernoteを安全にバックアップする方法
アプリを変えるときに一番先にやるべきことは、移行先を決めることではありません。元のデータをローカルへ出し、添付ファイルとリンクを確認してから次へ進むことです。
バックアップを先にする理由
Evernoteから別のアプリへ移るとき、つい新しいアプリの使い方から調べたくなります。けれど、先にやるべきなのは、今のデータを動かさずに保存することです。
移行先のインポートが途中で止まる、タグが変わる、添付ファイルが見つからない。こうした問題は、移行後になって初めて見えることがあります。元のデータが残っていれば、やり直せます。削除してしまえば、比較するものがありません。
残しておく形式
- ENEXは、将来Evernoteへ戻すための保存用コピーです。
- HTMLは、特別なアプリを使わずブラウザで読むためのアーカイブです。
- Markdownは、ObsidianやJoplinなどへ移行して編集するための形式です。
どれか1つが最強という話ではありません。復元、閲覧、移行で目的が違うので、形式も分けます。迷ったら、ENEXとHTMLを先に作り、移行の予定があるノートだけMarkdownを追加します。
変更前に確認すること
全件を読む必要はありません。最近のノート、古いノート、画像の多いノート、PDF付きのノート、別ノートへのリンクがあるノートを少量選びます。
書き出したファイルを実際に開き、タイトル、タグ、日付、画像、添付ファイル、リンクを確認します。「ファイルができた」ではなく、「必要なノートが読めた」まで進めるのがポイントです。
安全な実行手順
- Evernoteの同期が終わっていることを確認します。
- ローカルフォルダへENEXとHTMLを書き出します。
- 移行候補がある場合は、同じサンプルをMarkdownでも書き出します。
- サンプルを開き、添付ファイルとリンクまで確認します。
- 問題点をメモしてから、移行先のアプリで少量のインポートを試します。
- 移行が終わるまで、Evernoteの元データとローカルコピーを保管します。
アプリを変えること自体は、いつでもできます。先に戻れる道を作っておけば、移行は勢いではなく、自分で確かめながら進められます。
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