Evernoteを解約する前に:バックアップと復元の準備チェックリスト
解約は請求の判断ですが、データの安全性は検証の仕事です。頼っているEvernoteの運用を停止する前に、次の確認を済ませましょう。
解約とバックアップを分けて考える
解約は請求とアクセスを変えますが、ノートを別の場所で開き、復元できることを証明するものではありません。まず復元可能なアーカイブを作り、その後で有料運用が本当に必要かを決めます。
ファイル数が正常でも、添付、タスクの状態、内部リンクが使えないことがあります。更新日ではなく、繰り返せるテストを終了条件にしましょう。
更新日だけをバックアップの締切にしないでください。欠けたバッチを書き出し直せる時間を残します。
ローカルのソースコピーを作る
プランを変更する前に、専用のローカルデータベースへライブラリを同期します。安定した出発点があれば、ライブアカウントに頼らず追加の書き出しや調査ができます。
- ノートとリソースを保存できる空き容量のあるドライブを選ぶ。
- Evernote OAuthでローカルデータベースを初期化する。
- ノートブック、ノート、添付、タスクを含むノートを同期する。
- 件数、同期日、データベースの場所を記録する。
- 新旧のノートを数件開き、ソースが使えることを確認する。

このデータベースを一時的なテスト出力と分けてください。後でバッチを作り直すときの基準になります。
保存用と読めるコピーを作る
1つの形式にすべてを任せず、2種類の出力を組み合わせます。
保存用コピー
ENEXはEvernote向けの構造を残し、将来のインポートや復元のソースになります。
読めるコピー
HTMLやMarkdownなら、特定のインポーターに頼らず本文、添付、検索性を確認できます。
新しい日付付きディレクトリへ出力し、添付とメタデータも含めます。必要な範囲が不明なら広いアーカイブを残します。

設定したフィルターも出力と一緒に保存しましょう。どのように作ったファイルか分かれば、将来の復元が楽になります。
小さな復元テストを行う
作成した環境の外で開いて初めて、バックアップは準備完了です。新しいフォルダーや一時ボルトで次のサンプルを試します。
- 最近のノートと非常に古いノート
- 画像とPDFがあるノート
- 内部リンクがあるノート
- 完了タスクと未完了タスク
- タグや特殊文字を含むノート
ファイルが開くか、本文を検索できるか、添付が起動するか、リンク先が説明可能か、タスク状態が想定どおりかを確認します。手作業が必要な箇所も記録してください。
ライブラリ全体の前に1件を復元しましょう。10分のサンプルで、週末を費やす復旧作業になる前にパスの問題を見つけられます。
複数の場所に保管する
少なくとも2つの独立したコピーを、できれば別の端末やストレージに保存します。各コピーについて次を記録します。
- 作成日と形式
- ディレクトリ容量とファイル数
- 暗号化やアクセス情報
- ローカルソースデータベースの場所
- 最後にサンプルを開いた日
未検証のUSBやオフラインコピーのないクラウドだけに頼らないでください。目的はコピーを増やすことではなく、実際に取り出せるコピーを持つことです。

最後に行うチェック
- ローカルソースが開き、最近同期されている。
- 保存用と読める出力が別ディレクトリにある。
- 保管したアーカイブからサンプルを復元できる。
- 移行先で現行タスクとよく使うノートを確認した。
- アーカイブを2つ目の場所へコピーした。
- 復元手順と実施日を記録した。
この確認が終わってからプランを変更・解約します。失敗したらアカウントを使える状態に保ち、該当バッチだけを直しましょう。
よくある質問
解約前はENEXだけで十分ですか?
ENEXを保存用に残し、読める形式も作って復元テストを行います。移行先がすべての機能を同じように扱うとは限りません。
Evernote Legacyは残すべきですか?
復元テストに合格するまで、アーカイブを開いたり再生成したりできるクライアントを残します。ただしLegacyは独立した検証済みコピーの代わりにはなりません。
解約後にノートが足りないと分かったら?
まずローカルソースと未加工のエクスポートを確認し、別のバッチや端末コピーも調べます。独立したコピーを残すのはこのためです。
実務での結論
Evernoteの解約はバックアップ作業の最後です。ローカルソース、保存用と読めるコピー、小さな復元テスト、2か所の保管、復元手順の記録を済ませてから、請求の判断を行いましょう。
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