EvernoteのENEXエクスポート設定を読み解く、メタデータ3項目の使い分け
ENEXを書き出すとき、設定欄の3つのチェックボックスを何となく選んでいませんか。エクスポート日、GUID、メタデータをいつ使うべきか、実際の用途から判断できるように整理します。
1、エクスポート日を付けない
この設定は、ENEXに書き出し日時を付けないためのものです。インポート先が日付情報を別の用途に使う場合や、同じノートを定期的に書き出して比較したい場合に便利です。
日付を残すこと自体が悪いわけではありません。人がファイルを見て「いつのバックアップか」を判断するには役立ちます。ただ、移行先が日付を更新日時として解釈すると、思わぬ差分が生まれることがあります。
おすすめ、差分比較や再インポートの挙動を優先するなら有効にします。人が読むアーカイブなら、日付を残しておくほうが分かりやすいこともあります。
2、GUIDを追加する
GUIDは、ノートやリソースを区別するための一意な識別子です。同じタイトルのノートが複数ある場合でも、どのデータなのかを追跡しやすくなります。
通常の閲覧だけなら、GUIDを意識することはほとんどありません。大量移行、差分処理、別システムとの照合を行うなら、残しておく価値があります。
タイトルを後で変更しても、GUIDが同じなら同じノートとして追跡できる。ここがポイントです。
3、メタデータを追加する
メタデータには、ノートの作成日時、更新日時、タグ、ノートブックなど、本文以外の情報が含まれます。本文だけを見ていると気づきにくいのですが、移行後の検索や整理にはかなり効いてきます。
ただし、すべてのインポート先が同じ項目を読み取るとは限りません。追加したから必ず移行先に表示される、という設定ではありません。
おすすめの組み合わせ
- 長期保存、メタデータとGUIDを追加し、エクスポート日も残す
- 別アプリへの移行、メタデータとGUIDを追加し、移行先の仕様をサンプルで確認する
- 差分エクスポート、エクスポート日を付けない設定を試し、GUIDで同一ノートを追跡する
迷ったら、10件ほどのサンプルを3パターンで書き出し、インポート先で違いを見るのが早いです。
よくある疑問
全部オンにすれば一番安全ですか。
必ずしもそうではありません。使わない情報が増えるほど、インポート先の解釈に任せる部分も増えます。目的に必要なものを選び、サンプルで確認してください。
設定を変えると本文が失われますか。
これらは主にENEXの付加情報を調整する設定です。重要なノートは、どの設定でも少量ずつ書き出して、本文と添付ファイルを照合するのが安全です。